VIVA YOUNG! の30年間の歴史の中、
出演して貰った忘れじのバンドと最高なナンバーを、毎回ちょっとしたコメントと一緒に振り返ってみます。
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怒髪天 「エリア1020」
怒髪天がこんなにも長く、そしてこんなにも多くの音楽好きに愛されるなんて、90年代には予想がつかなかった。面白いもんです。最後はいい仲間がいるのと、いい関係者とスタッフに恵まれる人柄が、ものを言うんだなぁ。そして、演ってる音楽から匂ってくる空気が、唯一無二だからこそ生き残って、更に新しく先に向かって踏み出せるのだな。
「エリア1020」は増子達がバンドを演りつづける訳や、現場にある幸せに首ったけなんだと、ていう意思表明。グッとくる。
怒髪天 「蒼き旅烏」
「蒼き旅烏」は若き東京流れ者な風味が、たまらないオレにとっての名曲。焦りや実感を得られられない若さゆえの悩みが、
くっきり形にしていて聞くと今でも涙腺が緩む。
SUNNY DAY SERVICE 「青春狂騒曲」
サニーデイ•サービスはしなやかに、しかし秘めた熱さと愛情を携えながら、脱皮し続ける生き物だと思う。
初期の「青春狂騒曲」は、音楽好きの誰もが惹かれる成分がたっぷりで、
その世界観に惹き込まれてしまう魔力が、効きまくっている。
病みつき曲。
SUNNY DAY SERVICE 「風船賛歌」
「風船讃歌」は何気ない曲の様でいて、曽我部恵一という音楽家の愛の形が、滲み出でいてたまらん魅力がある。
今後も彼らの活動に触れていたい、大事なバンド。
ZAZEN BOYS 「永遠少女」
向井秀徳ヘンなヤツ。そしてオモロい漢。
彼が描く世界に興味がある。
ナンバーガールを始めて見た時から、
生真面目でありつつも、豪放磊落な作品を、
ゴロっと我々の前に差し出してくれる、
不思議なヤツだった。
ZAZEN BOYS 「ポテトサラダ」
その後、ZAZEN BOYSを組み始めると、爆発的に唄が強くなり、
かつサウンドとリズムの強度が更に上がり、グサグサと音楽好きの心に刺さる、ハードコアなROCKになった。
いまやまるで、幾何学模様のMINISTRYをバックに、種田山頭火が吠える、とんでもない所にいるよ。2曲とも別世界へモッテかれます。
たまらんよ。